kikiの日記

アラサー借金あり夫を持つ嫁のありのまま日記

致命的な欠点:アラフォーkikiのストーリー

こんにちは。

夫に1000万円の負債を1年半以上隠し続けられ、

夫婦すべての預金も使い果たされたアラフォーkikiです。

 

前回は、夫が私に借金についてカミングアウトした時の話と、

そこから思うことを書きました。

 

一人で頭の中を整理するために書いたため、

いつも拙い文章ですみません。

 

それでもいつも読んでくださる皆様、

また初めて読んでくださる方もありがとうございます。




完璧な人はいない、とよく言いますが、

 

逆に、どういう欠点がある人間が致命的でしょうか?




完璧じゃなくて当然いいし、

私だって完璧でもない。欠点もあるけれど、

 

この欠点は致命的で、許されない(社会的、または家族から)という欠点は、

みなさんの場合はどんなことですか?





人それぞれ違うと思うのですが、

 

私の場合は、

 

お金にルーズ

 

時間にルーズ



この2点でした。

みんなそうだと思うんですけど・・・。

 

今回の夫の借金隠しがあったからではなく、

結婚前から、私はお金と時間にルーズな人は無理と伝えてありました。

 

だから結婚前には、

 

「預金はなくてもいい、借金はない?」とだけ確認しました。




私にとっての、

 

致命的な欠点のボーダーライン。

 

それは過去の経験からのトラウマです。





幼いころ両親は離婚し、母ひとり、子ひとりだった我が家。

 

私が高校を卒業する少し前のある日、

 

学校から帰ると母はおらず、帰ってきませんでした。



勤務先へ出向き、顔見知りのお姉さんに、母はいるか尋ねると、

 

明らかに曇った表情で、「え・・・ちょっと待ってね。」と。

 

代わりに奥から母の上司である、顔見知りのおばさんが出てきて、

 

「お母さん、帰ってきてないの?

 

 もう1か月前くらいに辞めたのよ。」 と。



私は、「え?そうなんですか?・・・あ、大丈夫です!大丈夫です!お仕事中にすみませんでした。」と言い、あてもなく帰路につきました。



そこからどうしたのか記憶にないのですが、

 

携帯に何度連絡しても、折り返しはなく、

 

近県にすむ親族と、近隣の知り合いが探す日々が続きました。



ある日学校から帰ると、母が近隣のおばちゃんに連れられ、自宅に帰ってきていました。



その様は、まるで母でないようでした。

 

何日もお風呂に入っていないべったりとした髪、

 

薄汚れた洋服、

 

こけた頬に、どぶのような体臭。




ここ数日、死ぬために山にいたそうです。




理由は、

 

好きになった男にお金を貸し、

 

私のバイト代も含むすべての預金を使い果たし、

 

さらに金融機関へ借金をして、返済もできなくなった、と。




当時私はまだ高校生だったため、親族がもろもろ手続きをし、

結果、母は自己破産しました。





周囲に迷惑をかけたこと、

 

お金のこと、

 

母は反省すべき点が多くあり、当時の私も母を恨んだこともありました。

 

それでも育ててくれた母には感謝しています。

 

生きててくれてよかった、と思っています。



ただ、お金は戻ってこないし、その時の経験を今回思い出してしまいました。




私の人生は一体、何のためにあるのだろうか。

 

母、夫のために生まれてきたのか。

 

私が周りをダメにしているのか。




私は婚前、夫へもこの話をしていたにも関わらず、

 

いや、もしかすると、話していたからこそ、

 

1年半もの間、私へ借金を隠し続けていたのか。



これから、何を信じていけばいいのか。

 

こんな私に、子どもをしっかり育てられるのか。



そんなことを考える日々です。



本日もここまで読んでいただきありがとうございました!

また、次回。